>幡祭り
幡祭りと言えば幡行列が有名ですが、祭のもう一つ重要な役割を成すものとして「羽山籠り」と、成人儀式として「胎内くぐり」があります。 幡祭りに初めて参加する者は全て「権立(ごんだち)」といい、衣装は母親などが着た花模様の襦袢か赤地の着物で、必ず「太刀」と「袈裟」をつけ、太刀は男根を象ったものを携えます。
幡行列本隊は一旦参宿所を出立し、市道・林道を進み、さらに尾根を登り、鷹取場で休憩をし、約3kmの道を羽山神社へ向かいます。 幡の一行は神社に到着すると、大岩に幡を立てかけ、祝詞を唱えて参拝を行ないます。 権立の一行は、幡行列より一足先に羽山神社下の「胎内くぐり岩」を目指します。
羽山神社に到着した権立は、粥小屋で氏子に小銭を渡し、乳(粥)を御馳走になる。 これを「食い初め」と言います。
権立の羽山神社での参拝の際の拝み方は、神社に背を向け拝む「背拝み」、左側を向いて拝む「横拝み」、最後に正面の神社を向いて拝む「正面」と三回行います。