御祭神・宗像三女神
湍津姫命
天安河(あめのやすのかわ)の誓約(うけい)の神話において、天照大神(あまてらすおおかみ)が須佐之男命(素戔嗚尊)の剣を嚙み砕いて霧のように吐き出した息吹きから生まれたという三女神のひとりで、田心姫命に次いで出現した女神。「たぎつ」とは、水が激しくさかまき流れること。
隠津島姫命
天安河(あめのやすのかわ)の誓約(うけい)の神話において、天照大神(あまてらすおおかみ)が須佐之男命(素戔嗚尊)の剣を嚙み砕いて霧のように吐き出した息吹きから生まれたという三女神の第3子。は市寸島比売命の別名ともつたえる
田心姫命
《古事記》天安河(あめのやすのかわ)の誓約(うけい)の神話において、天照大神(あまてらすおおかみ)が須佐之男命(素戔嗚尊)の剣を嚙み砕いて霧のように吐き出した息吹きから生まれたという三女神のひとりで,田霧姫・多紀理毘売命とも記される。
神護景雲3年、西暦769年に勧請されてより本年2024年4月29日で隠津島神社は1255年目を迎えました。
令和6年・2024年は甲辰(きのえたつ)。
陰陽五行説によると「甲」は草木の成長を表す意味があり、植物が成長するようにどんどん勢いを増していくという意味があり、昨年まで努力してきたことが実を結んで成就する年になると言われております。
また、辰年にさらなる努力をすることで、成功にスピード感を持って近づける年となります。
2023年卯年は準備の年でしたが、2024年はその準備した結果が実を結ぶ年となることでしょう。
隠津島神社の御祭神である宗像三女神は水の神・龍神としても崇敬されており、今年一年はゆかりのある年になりそうです。
そんな2024年は、水を始めとする自然の恵みに感謝をしながら、たくさんの方が「幸せな時間」を過ごせる1年になるよう、心を込めて祈念していく所存です。
日々のニュースは相変わらず暗く、悲観的なものが多く、輝かしい未来を描きにくいと感じる世の中になっているかもしれません。
しかし、ありきたりな言葉ではありますが、「幸せ」は意外とすぐ近くにあったりするもの。
日当たりのいい公園、目に染みた夕焼け、さわやかな風が吹き抜ける小道…
ホッとしたときに不意に訪れる「幸せ」。
隠津島神社もそんな「幸せ」を感じられる、そんな場所になれたらいいなと思っています。
1255年が経った今もなお、穏やかな時間が流れる隠津島神社。
今年もゆっくりとまったりとあなたと共に。