御祭神・宗像三女神

湍津姫命
天安河(あめのやすのかわ)の誓約(うけい)の神話において、天照大神(あまてらすおおかみ)が須佐之男命(素戔嗚尊)の剣を嚙み砕いて霧のように吐き出した息吹きから生まれたという三女神のひとりで、田心姫命に次いで出現した女神。「たぎつ」とは、水が激しくさかまき流れること。

隠津島姫命
天安河(あめのやすのかわ)の誓約(うけい)の神話において、天照大神(あまてらすおおかみ)が須佐之男命(素戔嗚尊)の剣を嚙み砕いて霧のように吐き出した息吹きから生まれたという三女神の第3子。は市寸島比売命の別名ともつたえる

田心姫命
《古事記》天安河(あめのやすのかわ)の誓約(うけい)の神話において、天照大神(あまてらすおおかみ)が須佐之男命(素戔嗚尊)の剣を嚙み砕いて霧のように吐き出した息吹きから生まれたという三女神のひとりで,田霧姫・多紀理毘売命とも記される。
神護景雲3年、西暦769年に勧請されてより本年2022年4月29日で隠津島神社は1253年目を迎えました。
この長い歴史のなかで、新型コロナウイルスの流行は、依然として世界中を取り巻く人類の大問題となっています。
そんな中においても隠津島神社を始め、全国の神社は厳かに存在し続け、そして規模縮小など前例のない対応に追われながらも粛々と祭事を行ってきました。
とりわけ2021年の隠津島神社は、実にいろいろなことにチャレンジした一年でした。
特に「こはたマルシェ」の開催と「クラウドファンディングプロジェクト」の完遂は、本当に多くの方に支えられなければ成しえなかった事業でした。
しかしその結果として、隠津島神社にはより多くの方々が参拝に訪れ、体験や風景を共有し、そして「幸せな時間」を過ごしてくださいました。
神社に訪れた人
神社を守る人
神社を応援する人
神社に対する想いを表現する人
神社を通じて繋がった人
それぞれの確かなご縁が結ばれて輝いた2021年。
2022年はそのご縁を大切にしながら、共に「幸せな時間」を過ごせる1年にしていく所存です。
日々のニュースは相変わらず暗く、悲観的なものが多く、輝かしい未来を描きにくいと感じる世の中になっているかもしれません。
しかし、ありきたりな言葉ではありますが、「幸せ」は意外とすぐ近くにあったりするもの。
日当たりのいい公園、目に染みた夕焼け、さわやかな風が吹き抜ける小道…
ホッとしたときに不意に訪れる「幸せ」。
隠津島神社も「幸せ」を感じられる、そんな場所になれたらいいなと思っています。
1253年が経った今もなお、穏やかな時間が流れる隠津島神社。
今年もゆっくりとまったりとあなたと共に。